About

Street Medical Schoolは、医師をはじめとする医療従事者と、デザイナーをはじめとする様々な業界のプレイヤー・クリエイターとが共に、新しい医療を学び創る場です。

横浜市立大学先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センター(YCU-CDC)と東京デザインプレックス研究所(TDP)が運営しています。

Logo

Founding Principle

病を診ずして、人々を観よ。

Specific Behavioral Objectives

  • Explore – 探究
  • Discover – 発見
  • Hypothesize – 仮説
  • Experiment – 実験

Curriculum

Lecture

各分野の先進を知り、気づきを得る講義

Workshop

新しい医療のため思考力を鍛えるワークショップ

Fieldwork

新しい課題や可能性を発見するフィールドワーク

Symposium

アイデアを広げ、ムーブメントを作るシンポジウム

Prototyping

アイデアを形にするプロトタイピング


Intro

医療のアップデート

多くの分野で、今までの考え方、やり方が通用しなくなっている。

医療も同じだ。

これまでのように、病気だけを扱う医療から、

Life全体を対象とする医療へ進化すべきではないだろうか。

病気を診るのではなく、人間を診るものへと。

医療は、治療に限らない。

病気になって医者に治療を受けそれで終わり、というものでは、医療は、ミッションを果たせないだろう。

これからの医療は、あくまで患者の人生というコンテキストの中に存在するべきだ。

どういう人生を送りたい人なのか、何を大切にしている人なのか、どういう環境にある人なのか・・・。そのコンテキストから、その患者は、どういう生活をすると幸福になれるのか、そのためにどういう医療が最適なのか。

よりよい心身の状態であり続けるために、Lifeすべての局面に関わるべきだ。

「点」の医療から「線」の医療へ。

あくまで患者=生活者が主語であるような医療へ。

そのために、医療の再構築が必要だと考える。

これは、humanityの再構築ということに他ならない。

そうなると、これは、病院だけで行われることではなくなるだろう。

医療は、街へ出ていく。あらゆる場所、あらゆる時間に医療が存在する。

それぞれの人生のコンテキストの中で、誰もが医療を主体的に活用していくようになる。

医療は治療であることを超えて、生きていくのに不可欠なソリューションになっていく。

その時、当然のように、医療は、治療から未病・予防の方に大きくシフトしていくことになるだろう。

コミュニケーション・デザインという方法

まず、このヴィジョンとアクティベーションが、世の中と共有されなくてはならない。

そのために、もっとも重要な技術がコミュニケーション・スキルだと思われる。

それは、医者と患者の間のコミュニケーションだけを指すのではない。

新しい医療の在り方を提示し、医療に関する課題を発見し、それを解決するアイデアを生み出し、実現する。このプロセス全体を、コミュニケーション・デザインと呼ぶ。

上意下達ではなく、医者患者のみならず、いわばステイクホルダー全員がone teamとなって行うものである。

このプロセスを繰り返すことによって、医療は、街へ出ていく。つまり社会化される。

ゴールイメージ

私たちが目指すのは、すべての人が、「自分の医療=MyMedicine」を持ち活用できることだ。

それを実現するための医療の再構築であり、human centricな医療へのアップデートである。

そのためには、医療から、めんどくさい、できない、つらい、などを除外しなければならない。

それは、コミュニケーション・デザインの仕事である。

そのためには、患者=生活者がだいじにしていること、楽しいと思えること、続けられることなどから、つまり、Lifeという視点から、医療以外の領域も含めて、彼らとのコミュニケーションを組み立てることが重要である。

それも、また、コミュニケーション・デザインの仕事である。

これは、ムーブメントである。

新しい医療という方法によって、

誰もが、よりよい人生を獲得できる世界を創るための

絶え間なく続くムーブメントである。

History

Year 2020

2020年度、第2期目は、オンラインでの開催ということもあり、昨年度より広いバックグラウンドを持った受講生が全国各地から集まり、総勢21名でのスタートとなりました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、現場を知る機会やアイデアを実践する場が限られた中での活動でしたが、『Street Medical』という共通言語のもと、多種多様な人のコミュニケーションによる多角的なコラボレーションが実現しました。

LECTURE&WORKSHOP

講義とワークショップ(以下、WS)を交互に行い、インプットとアウトプットを繰り返しました。全5回の講義には、今年度も名だたる講師陣にオンラインでご講義いただき、受講生は毎回バックレポートを作成しました。慣れない環境下でしたが、講義中のリアクションも徐々に増え、新しい学びの形となりました。全3回のWSは毎回のテーマに沿ってグループディスカッションを行い、行動変容を起こすアイデアを提案しました。すべて完全オンライン環境でしたが、回を重ねるごとに活発な意見交換ができ、講義で得た気づきや日常のリサーチのアウトプットの場として、充実したWSになっていきました。また、WSの最後には本センター西井正造先生からのミニ講義をお願いしました。

武部貴則 「治療では遅すぎる〜新たな医療へのアップデート~」
岡部修三 「VISIONと事業」
WS
社員食堂
ミニ講義
日本の医療と世界の医療の違いについて~各国の制度と比較~
富永勇亮 「Make whatever. Rules, whatever」
WS
緑内障
ミニ講義
遵守すべき法規制(薬機法や健康増進法)
橋田和明 「どうしたら勝手に広がっていくアイディアを生み出せるか」
WS
COVID-19
ミニ講義
医療機器の承認
佐藤ねじ 「多様な発想法」
*講義順、敬称略

※活動報告がFacebookページにてご覧いただけます。

SYMPOSYUM

昨年度に続き2回目となる今回は、COVID-19予防対策のため、無観客・オンライン配信という新しい形での開催となりました。現代の医療課題に対して、『Street Medical』による新しい医療がどう対処していくのか、スクール受講生による企画発表(3組の口頭発表+8組のポスター発表)を中心に、フリーアナウンサーの町亞聖さん、株式会社セイタロウデザイン代表 アートディレクターの山﨑晴太郎さんをコメンテーターとして招致し、それぞれの視点から企画内容や社会実装のイメージについてフィードバックが寄せられました。受講生が発見した課題は昨今大きく変化した現代の社会や生活を反映しており、現代の健康や社会課題についてのディスカッションにつながりました。

「はじめての婦人科」を後押しする、マンガで学べる生理用ナプキン
にゅういんラリー:親・子・医療者の対話型入院治療プレパレーションツール
野菜への消費意識が低い若年層向けのファッションブランド THE VEG’S CHASE
まどりーむ:眠りにつくまでのまどろみを空想で楽しむ不眠症対策
「ぬりえほん」できょうだい児の待ち時間を楽しい時間に!
生活習慣病予防策 「ショッピングカートで実践!親子で学ぶ栄養バランス」
ぷにぺだ:リフレッシュしながらロコモ対策を実現するペダル式シュレッダー
Pre-Pan:すごろくで遊びながら学ぶ感染症とその対策
Hack ~COVID-19により増加した間食を肯定化するスナック体験~
WithコロナにおけるNew Normalな対面イベント日程調整は、Withコロナ検定で
Look Up Mirror : 鏡を使って歩きスマホによる衝突事故を減らす

PROTOTYPING

SYMPOSYUMで発表された企画のうちいくつかは、すでにプロトタイプの作成が進んでいます。詳細については、今後アップデートいたします。


Year 2019

2019年度は、Street Medical School発足の年でした。医師、看護師、歯科衛生士、作業療法士、医学生、看護学生、WEBデザイナー、空間デザイナー、グラフィックデザイナーなどの多様なバックグラウンドを持つ、22名の受講生が集まりました。

Lecture

全8回の講義には、名だたる講師陣に教壇に立っていただきました。

武部貴則 「Street Medical」
山本尚毅 「未来洞察とデザイン思考」
井上祥 「医療情報発信の今」
中邑賢龍 「デジタル時代のアナログ教育の意味」
稲森正彦 「便にまつわる医療」
今井裕平 「Flagship Design」
佐藤夏生 「Branding 課題から可能性へ」
古川裕也 「Creative Direction」
*講義順、敬称略

Fieldwork

フィールドワーク先として、横浜南共済病院、横浜医療センター、神奈川区役所にご協力いただき、現場を見学しました。

Street Medical Talks

新しい医療について多角的に考えることを目的とし、スクール受講生による卒業制作発表も兼ねたシンポジウムを開催しました。詳しくは、こちらのレポートをご覧ください。

Support

Run by

Street Medical Schoolは、金銭的、物的、技術的、人的支援のご協力をいただける方々により活動を続けられています。サポートに関するお問い合わせは、下記のメールアドレスまでご連絡ください。

ycu_cdc[at]yokohama-cu.ac.jp

Contact

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ycu_cdc[at]yokohama-cu.ac.jp