History
Year 2022
2022年度、第4期目の講義も引き続きオンラインでの開催となりました。今年度も多くの受講生が全国各地から集まり、総勢33名でスタートしました。例年よりも短期間での開催でしたが、そのような状況でも完成度の高い最終制作を発表することができました。今年度も多種多様なひとびとがそれぞれの『Street Medical』を学び、つくり、交流を深めました。
LECTURE&WORKSHOP
講義とワークショップ(以下、WS)、中間制作を行い、インプット・アウトプットともに力を強化しました。全6回の講義には、今年度も名だたる講師陣にオンラインでご講義いただき、受講生は毎回バックレポートを作成しました。クリエイティブに関する講義のみならず、コミュニケーション・デザイン・センターの西井正造先生から法規制についてのミニ講義もあり、自身のアイデアを実現性高く昇華するためのヒントも習得していきました。全4回のWSでは中間制作や最終制作についてのグループディスカッションを行い、異業種間でコラボレーションするための練習を重ねました。
武部貴則 |
「Street Medical School」 |
山本尚毅 |
「未来洞察について」 |
ミニ講義 |
デザイン史について |
ミニ講義 |
Street Medicalの事例紹介 |
WS |
中間制作の口頭発表&意見交換会「今自分が感じている課題」 |
佐藤夏生 |
「課題解決から可能性創造へ」 |
岡部修三 |
「Architectural approach to future environment」 |
WS |
卒業制作に向けてのグループワーク |
WS |
遵守すべき法規制 |
山崎晴太郎 |
「STREET MEDICAL SCHOOL」 |
WS |
卒業制作の進捗発表会 |
西部沙緒里 |
「女性の活躍と健康」 |
WS |
卒業制作のプレゼン練習会 |
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*講義順、敬称略 |
※活動報告がFacebookページにてご覧いただけます。
SYMPOSYUM
4回目となる今回は、3年ぶりに会場・オンライン配信ハイブリッドでの開催となりました。従来の医療課題に対して、健康だけでなく幸せへの到達をも目標とする『Street Medical』の概念を学び、9月から講義やWSを重ねてきた第4期生による卒業制作発表を行いました。受講生33名による、計8つのアイデアを発表しました。
フリーアナウンサーの町亞聖さん、東京デザインプレックス研究所 フューチャーデザインラボ ジェネレーターの山本尚毅さんをコメンテーターとして招聘し、議論を行いました。Street Medical School受講生が、異業種のメンバーとともに、課題設定から解決策のアウトプットまで思いを込めて制作した企画について活発な意見交換を行い、有意義なカンファレンスとなりました。
詳しくは、これからの医療を考えるトークイベント「Street Medical Talks 2022」、
「Street Medical Talks 2022」8組のプレゼンテーションまとめをご覧ください。
PROTOTYPING
SYMPOSYUMで発表された企画のうちいくつかは、プロトタイプの作成が進んでいます。詳細については、今後アップデートいたします。
Year 2021
2021年度、第3期目は、引き続きオンラインでの開催となりました。昨年度より多くの受講生が全国各地から集まり、総勢33名でスタートしました。日常生活においてもさまざまな業種・職種のひとびとがリモートでプロジェクトを進めることが多くなったこともあり、オンラインワークショップや制作の密度が高まっていきました。今年度も『Street Medical』という共通言語のもと、多種多様な人のコミュニケーションによる多角的なコラボレーションが実現しました。
LECTURE&WORKSHOP
講義とワークショップ(以下、WS)に加え、今年度は中間制作を行い、アウトプットの力を強化しました。全4回の講義には、今年度も名だたる講師陣にオンラインでご講義いただき、受講生は毎回バックレポートを作成しました。全6回のWSは毎回のテーマに沿ってグループディスカッションを行い、行動変容を起こすアイデアを提案しました。今回はスライドのデザインレクチャーを行い、ノンデザイナーでもアイデアを効果的に見せることができる手法を講義しました。コミュニケーション・デザイン・センターの西井正造先生からのミニ講義もあり、充実したWSになりました。
武部貴則 |
「イネーブリング・ファクターとストリート・メディカル」 |
山本尚毅 |
「未来洞察について」 |
WS |
ミニ講義 YCU-CDCのこれまでの取り組み |
WS |
「都市化・人口集中」「Digital × Happy」「新型コロナウイルス感染症」 |
山崎晴太郎 |
「或るデザイナーの思考と実践」 |
WS |
「都市化・人口集中」「Digital × Happy」「新型コロナウイルス感染症」 |
WS |
中間制作発表のためのデザインレクチャー・添削会 |
WS |
中間制作のポスターフィードバック会 |
佐藤夏生 |
「課題解決から可能性創造へ」 |
WS |
中間ポスター制作の振り返り・雑談会 |
えぐちりか |
「いきるアイデア」 |
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*講義順、敬称略 |
※活動報告がFacebookページにてご覧いただけます。
SYMPOSYUM
3回目となる今回も、COVID-19予防対策のため、無観客・オンライン配信での開催となりました。現代の医療課題に対して、『Street Medical』による新しい医療がどう対処していくのか、スクール受講生による企画発表(3組の口頭発表+7組のポスター発表)を中心に、フリーアナウンサーの町亞聖さん、都市デザイナーの内田友紀さんをコメンテーターとして招致し、ディスカッションを行いました。受講生がチームで取り組んだ新しいアイデアを通して、受講生と専門家の意見の交流が生まれる場を作ることができました。本日受けたフィードバックは、オンラインで試行錯誤して作り上げた企画を、実世界へ持ち込むための大きなヒントとなりました。
詳しくは、これからの医療・医学を考えるカンファレンス「Street Medical Talks」、
Street Medical Talks 10組のプレゼンテーションまとめをご覧ください。
PROTOTYPING
SYMPOSYUMで発表された企画のうちいくつかは、すでにプロトタイプの作成が進んでいます。詳細については、今後アップデートいたします。
Year 2020
2020年度、第2期目は、オンラインでの開催ということもあり、昨年度より広いバックグラウンドを持った受講生が全国各地から集まり、総勢21名でのスタートとなりました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、現場を知る機会やアイデアを実践する場が限られた中での活動でしたが、『Street Medical』という共通言語のもと、多種多様な人のコミュニケーションによる多角的なコラボレーションが実現しました。
LECTURE&WORKSHOP
講義とワークショップ(以下、WS)を交互に行い、インプットとアウトプットを繰り返しました。全5回の講義には、今年度も名だたる講師陣にオンラインでご講義いただき、受講生は毎回バックレポートを作成しました。慣れない環境下でしたが、講義中のリアクションも徐々に増え、新しい学びの形となりました。全3回のWSは毎回のテーマに沿ってグループディスカッションを行い、行動変容を起こすアイデアを提案しました。すべて完全オンライン環境でしたが、回を重ねるごとに活発な意見交換ができ、講義で得た気づきや日常のリサーチのアウトプットの場として、充実したWSになっていきました。また、WSの最後にはコミュニケーション・デザイン・センターの西井正造先生からのミニ講義をお願いしました。
武部貴則 |
「治療では遅すぎる〜新たな医療へのアップデート~」 |
岡部修三 |
「VISIONと事業」 |
WS 社員食堂 |
ミニ講義 日本の医療と世界の医療の違いについて~各国の制度と比較~ |
富永勇亮 |
「Make whatever. Rules, whatever」 |
WS 緑内障 |
ミニ講義 遵守すべき法規制(薬機法や健康増進法) |
橋田和明 |
「どうしたら勝手に広がっていくアイディアを生み出せるか」 |
WS COVID-19 |
ミニ講義 医療機器の承認 |
佐藤ねじ |
「多様な発想法」 |
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*講義順、敬称略 |
※活動報告がFacebookページにてご覧いただけます。
SYMPOSYUM
昨年度に続き2回目となる今回は、COVID-19予防対策のため、無観客・オンライン配信という新しい形での開催となりました。現代の医療課題に対して、『Street Medical』による新しい医療がどう対処していくのか、スクール受講生による企画発表(3組の口頭発表+8組のポスター発表)を中心に、フリーアナウンサーの町亞聖さん、株式会社セイタロウデザイン代表 アートディレクターの山﨑晴太郎さんをコメンテーターとして招致し、それぞれの視点から企画内容や社会実装のイメージについてフィードバックが寄せられました。受講生が発見した課題は昨今大きく変化した現代の社会や生活を反映しており、現代の健康や社会課題についてのディスカッションにつながりました。
詳しくは、これからの医療を考える「Street Medical Talks」をご覧ください。
PROTOTYPING
SYMPOSYUMで発表された企画のうちいくつかは、すでにプロトタイプの作成が進んでいます。詳細については、今後アップデートいたします。
Year 2019
2019年度は、Street Medical School発足の年でした。医師、看護師、歯科衛生士、作業療法士、医学生、看護学生、WEBデザイナー、空間デザイナー、グラフィックデザイナーなどの多様なバックグラウンドを持つ、22名の受講生が集まりました。
Lecture
全8回の講義には、名だたる講師陣に教壇に立っていただきました。
武部貴則 |
「Street Medical」 |
山本尚毅 |
「未来洞察とデザイン思考」 |
井上祥 |
「医療情報発信の今」 |
中邑賢龍 |
「デジタル時代のアナログ教育の意味」 |
稲森正彦 |
「便にまつわる医療」 |
今井裕平 |
「Flagship Design」 |
佐藤夏生 |
「Branding 課題から可能性へ」 |
古川裕也 |
「Creative Direction」 |
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*講義順、敬称略 |
Fieldwork
フィールドワーク先として、横浜南共済病院、横浜医療センター、神奈川区役所にご協力いただき、現場を見学しました。
Street Medical Talks
新しい医療について多角的に考えることを目的とし、スクール受講生による卒業制作発表も兼ねたシンポジウムを開催しました。詳しくは、こちらのレポートをご覧ください。